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「iPad」の登場など電子書籍元年と言われる昨今ではあるが、電子書籍の歴史は意外と古い。

例えば電子書店のパピレスが開設されたのは1995年で、まだパソコン通信が主流だった時代である。時代は流れネットブック、iPad、アマゾン「キンドル」、iPhoneというように電子書籍を購読でき、さらに持ち運べる端末の登場や普及により、電子書籍を購入する動機が出来たのが電子書籍元年とわれる所以ではないだろうか。

電子書店のパピレスの電子貸本「Renta」は電子書籍を1冊100円～で48時間～の閲覧が可能な、時限レンタル式電子書籍サービスで、利用者はファイル移動などの煩雑な手順を踏むことなく、借りている本をパソコンやiPhone、iPad、携帯電話、ゲーム機など好きな端末で、いつでも読むことができるマルチデバイスサービスを提供しており、2009年4月よりiPhoneでの利用に対応している。

この度、iPhone向けアプリ機能を大幅に強化し、より便利に利用できるようバージョンアップを行った。

アプリには主に５つの機能があり、新入荷コンテンツのリスト＆無料サンプル閲覧機能の他、新機能としてフリックによるページめくり操作の対応、フルスクリーン表示対応、ページめくり速度の向上、ページデータ先読み機能の強化といった新機能として実装しているという。

電子書籍を取り巻く環境はとかくハードの開発だけが目立っていたように見受けられたが、ソフトが追いつきつつあり今後の展開が楽しみになってきたといえるのではないだろうか。

外部リンク

パピレスが運営する電子書籍レンタルサービス”電子貸本Renta!”iPhone向け無料アプリをバージョンアップし利便性を大幅に向上

電子貸本Renta!サイト