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2010-11-14 00:00

その他

不幸の原因は気迷いだった。米ハーバート大研究より

気が散る
米国ハーバード大学の研究者が、興味深い研究結果を米科学誌「サイエンス」に発表している。

さまよっている心

心理学者のマシュー・キリングワース氏とダニエル・ギルバート氏は、iPhoneアプリ「Track your happiness」を使い、2250人から「幸福感」「現在の行動」「今の事に集中しているか、他の事を考えているか」などのデータを収集した。

その結果、ある行動をしている時に他の事を考えている時間は、平均46.9%にも上った。一番「今」に集中していた行為は、セックスだった。一方、幸福感が強かった行為は「セックス」「スポーツエクササイズ」「おしゃべり」と続き、逆に幸福感が弱かった行動は「自宅でのパソコン使用」「休息」「仕事」であった。

気が散るから不幸になる?

結局のところ、不幸だから気が散るのではない。気が散るから不幸になるのではないかと研究者たちは考えている。確かに集中が必要な行為は幸福感が強かったようだ。

「心がさまよっているかどうかが幸福度の重要なバロメータ」だそうなので、幸福になりたい人は、ぜひ目の前の事に集中していただきたい。

外部リンク

ハーバード大学
iPhone


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