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2010-04-09 01:00

その他

iPad アメリカでは学生に配布も

Seton
iPad発売!
 4月3日、米アップル社の次世代型タッチスクリーン・タブレット端末iPadがアメリカで発売され、5日までに30万台を売り上げている。
 電子書籍普及のための起爆剤としての期待や、マルチタップの使いやすさ、膨大なアプリケーションに秘められた無限の可能性、などに世界的な注目が寄せられ、日本では今月末にも発売の予定だが、震源地アメリカでは早くも教育現場でその機能を活用しようという動きが出ている。

教育現場でも注目
 iPadの大きな特徴の一つに、マルチタッチ・スクリーンという、インターフェースの親しみ易さがある。親しみ易ければ、それだけネット等へのアクセスや他者へのコミュニケーションが容易ともなるとも言える。
 そんなiPadの特徴に注目し、アメリカ、ペンシルバニア州のシートン・ヒル(Seton Hill)大学が”An iPad for Everyone”として、今秋からiPadとMacBookを新入生全員に配布する。この大学は元々Griffin Technology Advantageというプログラムを通じ、教育へのITの取り込みを熱心に行っている。それを通じてMacBookを通じたOSスキルの向上、iPadを使ったネットやコミュニケーションへの気軽なアクセス等、学生たちの総合的なコンピュータ・リテラシーの底上げを図るのが狙いだ。
 アップル社の生みの国での早速の動きに、教育現場でのIT活用例の未来型を垣間みた。
 わが国ではどう売れゆくのか、人々の生活にどう溶け込みどう活用されていくのか、発売が待ち遠しい。

外部リンク

アップル社ウェブサイト
iPadページ

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