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2010-06-03 00:00

その他

富弘美術館、iPadを利用した案内サービスを無料で提供。

富弘美術館
中頸椎を損傷し、手足の自由が利かなくなった障害を乗り越え、口に筆をくわえて詩画を描く星野富弘さんの作品を展示している富弘美術館(群馬県みどり市東町草木)は、6月4日から「iPad(アイパッド)」を使用した案内サービスを始める。

美術館にあるカフェで料理を注文した人に無料で貸し出し
iPadは、美術館にある喫茶店で料理を注文した来館者を対象に、無料で希望者に貸し出す。

iPadの画面には、幼少時代からの星野富弘さんの写真や文章が掲載されている「星野富弘さんについて」、通常の案内に加え、実際に鑑賞する館内とは違った視点で見ることが出来、普段では見ることの出来ない屋上の写真等が見れる「館内のご案内」、作品に込められた思い等を映像や解説が見れ、星野富弘さん本人による朗読も聞く事が出来る「代表作品」等の項目が並んでいる。

富弘美術館
iPadを導入する事への背景
2011年において富弘美術館が開館20周年を迎えるにあたり、富弘美術館を中心に星野富弘さんの関連商品を販売している企業と合同で、「ありがとう600万人 富弘美術館開館20周年」と銘打った富弘美術館のサポート企画が2009年より開始されている。

20周年企画商品の展開と共に、記念コンサートや詩画展の開催等の活動に参加しており、その一環として美術館にiPad導入を企画したという。また、カフェでくつろぎながら作品を振り返り、今人気のiPadを使うことで20~30歳代の若者を中心に、美術館を今まで以上に楽しんでもらうことも狙っている。

外部リンク

富弘美術館
プレスリリース
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