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2010-12-25 17:00

その他

モバイル決済を「iPhone」でも~導入の支援強化へ

ソフトバンク
ソフトバンクギフト株式会社(以下、ソフトバンクギフト)と、株式会社バリューデザイン(以下、バリューデザイン)は、2010年12月20日から、『モバイルギフトカード』の導入支援を行う『モバイルギフトASPサービス』の提供を開始している。

『モバイルギフトカード』とは、従来プラスチックカード型ギフトカードで取り扱われていた金額情報(以下 バリュー情報)を、クラウド上に登録して3G携帯電話および「iPhone」で利用するサービスのこと。

同サービスは、利用者が保有するバリュー情報を携帯電話のディスプレーにバーコード化して表示し、商品購入時に店頭のレジに設置するデータ読み取り専用端末にかざすことで、プラスチックカードを用いずに店頭での支払いおよび入金(チャージ)が可能となるというもの。

今回、ソフトバンクギフトとバリューデザインは、『モバイルギフトカード』の店頭利用を可能とする独自の電子マネー発行システムを、『モバイルギフトカードASPサービス』として提供し、企業による携帯電話を利用したギフトカードサービスの導入を支援してゆくという。

具体的には、データ読み取り専用端末、残高情報管理、マーケティングおよびプロモーション支援、顧客対応などの活動が想定されている。

企業にとっては、『モバイルギフトカード』の導入により、新規顧客の獲得プロモーションや既存顧客のリピート率向上などを通じた売り上げ向上、前受金によるキャッシュフローの良化に伴う経済的効果、従来発行していたギフトカードの電子化による製造・流通コスト削減効果が期待できる。

また、利用者向けに、プリペイドサービスの特性を生かしたインセンティブの付与や非クレジットカード会員の電子決済などによって商取引を活性化することで、購買機会の促進を行うことも可能となっている。

電子化によるコスト削減は、そのまま人的コストの削減に結びつく。製造業や事務職での「人減らし」は、流通にまでも及びつつあるようだ。利便性を求めての電子マネーの活況は歓迎すべきであるが、異なる視点から人と人とのつながりも見直す必要があるのかもしれない。

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