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2012-10-01 20:00
その他
セラピー代わりのスマホアプリ

米国では大人の約4分の1が何らかの精神疾患に悩んでいるという。そして、多くが適切な治療を受けていない。そんな中、治療に役立つスマホアプリが出現した。
ユーザーはこのアプリで練習する事で、たとえば、ドアの鍵を何度も確認する必要がなくなる。決められた時間内にそれができなければ、「降参」ボタンを押せばいい。また、ユーザーは、自分の強迫観念を言葉にして、録音して自分で聞き、同じ行動を繰り返さないようにする事もできる。さらに、ユーザーのセラピストに、表を作って時間による症状の推移をメールで知らせる事も可能だ。
その他にもユーザーの気分を追跡する「Moody Me.」というiPhone/iPad向けアプリもある。ユーザーは、何が自分の気分を左右しているのか、徹底的に知る事ができる。さらに、このアプリにはソーシャルな特徴があり、ユーザーの気分を友人にシェアする事もできる。「医者に聞け(Ask a Doctor)」というフォーラムもあり、各問題に専門家からのアドバイスが貰える。特定の精神疾患について討論するコミュニティも設けられている。
日本ではまだ、このようなアプリは話題になっていないが、潜在的な需要は多いのではないだろうか。しかし、精神疾患についてオープンな米国ならではのアプリかもしれない。日本でこうしたアプリが出てくるのにはまだ時間がかかりそうだ。
Live OCD Free
Moody Me.
治療のアシスタント
たとえば、強迫神経症の場合、iPhone及びiPad向け「Live OCD Free」アプリは、暴露・反応妨害法を使用している。暴露・反応妨害法とは、患者が恐れている行為に患者をわざと晒し、それが何も起こさない事を知らしめる手法である。ユーザーはこのアプリで練習する事で、たとえば、ドアの鍵を何度も確認する必要がなくなる。決められた時間内にそれができなければ、「降参」ボタンを押せばいい。また、ユーザーは、自分の強迫観念を言葉にして、録音して自分で聞き、同じ行動を繰り返さないようにする事もできる。さらに、ユーザーのセラピストに、表を作って時間による症状の推移をメールで知らせる事も可能だ。
その他にもユーザーの気分を追跡する「Moody Me.」というiPhone/iPad向けアプリもある。ユーザーは、何が自分の気分を左右しているのか、徹底的に知る事ができる。さらに、このアプリにはソーシャルな特徴があり、ユーザーの気分を友人にシェアする事もできる。「医者に聞け(Ask a Doctor)」というフォーラムもあり、各問題に専門家からのアドバイスが貰える。特定の精神疾患について討論するコミュニティも設けられている。
日本ではまだ、このようなアプリは話題になっていないが、潜在的な需要は多いのではないだろうか。しかし、精神疾患についてオープンな米国ならではのアプリかもしれない。日本でこうしたアプリが出てくるのにはまだ時間がかかりそうだ。
外部リンク
Live OCD Free
Moody Me.
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