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2017-08-28 17:00

ビューティ

【乾燥肌】えっ…乳液やクリームの保湿だけじゃダメ!? 「根本から守る」ケアとは

ウーマンNS
クラシエホームプロダクツ株式会社ビューティケア研究所は、肌のうるおいの根源といえるラメラ構造について研究し、本来のみずみずしい肌を取り戻す独自の「ラメランス テクノロジー」の開発に成功しました。

肌のうるおいの根源、ラメラ構造とは
ウーマンNS
私たちのほぼ全身の肌(角質層)はラメラ構造をとっているということをご存知でしょうか。角質層には、何層にも積み重なった角質細胞のすき間を埋める細胞間脂質があります。その細胞間脂質を拡大してみると、水分と脂質が交互に並び、層状になっていることがわかります。この構造が、ラメラ構造です。

水と脂の層が綺麗に整ったラメラ構造では水分がしっかりと保持されますが、何らかの理由でこの構造が乱れると、ラメラのすき間から水分が逃げていってしまいます。その結果うるおいが失われ、肌は乾燥してしまうのです。

ラメラ構造が乱れて肌が乾燥する代表的な場面は、入浴後や洗顔後。スポンジなどで肌をゴシゴシと強くこすることが、ラメラ構造が乱れる原因になっているのだそう。

何気なく使っているボディ洗浄料も、乾燥の原因に
同社の検証の結果、ボディ洗浄料の洗浄成分である界面活性剤が角質内のラメラ構造に入リこみ、構造を乱していることが判明。洗浄料を使って体を洗うことは肌のバリア機能のために大切ではありますが、乾燥しやすい肌の原因にもなっていたのです。

そこで同社の研究開発チームは、ラメラ構造を壊さない洗浄成分の探求に着手。ラメラ構造に侵入しない、独自の洗浄成分の開発に成功しました。この洗浄成分は分子が大きく、ラメラ構造に入り込まずに表面の汚れを包み込んで落とすことが可能となっています。「ラメランステクノロジー」では、この洗浄成分に加えて、乱れたラメラ構造のすきまに入り込みうるおいで包み込む成分を配合し、本来のみずみずしい肌を取り戻すことを可能にしました。

肌そのもののうるおう力を守る「ラメラケア」
ウーマンNS
ラメラ構造を守り、肌からうるおいを逃がさないケアが、「ラメラケア」です。
これまでは、肌に不足している成分や保湿効果のある成分を補給する「与える保湿」が主流でした。しかし、いくら保湿成分を外から与えても、ラメラ構造が乱れていれば水分の喪失は防げず、肌の乾燥はなかなか改善しません。それに対しラメラケアは、肌が持っている水分を保持するラメラ構造を「根本から守る保湿」となっています。

乾燥肌を防ぐケアとして、これからは洗い方や洗浄成分に気をつけつつ、肌のうるおいを元から逃がさない「ラメラケア」を意識していきたいですね。

【参考】
※クラシエ
http://www.kracie.co.jp/
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