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2016-12-06 17:15

その他

【動画見放題サービス】メイン利用・満足度ともに第1位は「AbemaTV」に

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生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、サービス間の競争が激しさを見せる「動画見放題サービス」を分析。主要5サービスユーザーの利用実態・満足度を調査した。

無料で良質なコンテンツに人気が集中
トレンド総研では、現在動画見放題サービスを利用している10~40代の男女500名を対象として、「動画見放題サービス」の利用実態を調査。まず、国内主要5サービス「Hulu」「dTV」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「AbemaTV」のうち、どのサービスをメインで利用しているのかを調べた。
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その結果、3位は「Hulu」、2位は「Amazonプライム・ビデオ」、1位は「AbemaTV」という結果に。41%と半数にも迫る勢いで「AbemaTV」に人気が集中していることが分かった。

上位2サービスはいずれも、無料で利用可能もしくは会員であれば実質無料であり、コストをかけずに楽しめるサービスが人気を集めている様子がうかがえる。実際に現在のサービスを利用している理由・決め手を聞いた質問でも、「料金のお得さ」(67%)という回答が最も多い結果となった。

独自の路線で人気を集める動画見放題サービス
「AbemaTV」は登録不要で無料の「インターネットテレビ局」として、24時間編成という全く独自のスタイルでサービスを提供している。テレビ朝日との合弁事業であり、オリジナルコンテンツについては、制作クオリティや出演者も地上波ネットワーク局に準じているという点が特徴だ。

本サービスは、コンテンツの「クオリティー」に対する満足度に関する調査でも90%という高い水準を誇っており、「無料でこの画質とクオリティーはすごいと思うから」(37歳・男性)などというユーザーの声が見られた。
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ITジャーナリストの三上洋氏によると、「見放題サービス」のコンテンツは、「ながら」ではない「集中型」で視聴するタイプのものが多いため、ユーザーの時間を拘束する。そのため、良質なコンテンツおよび、その視聴体験がないと成り立たないのだという。また、たとえば「AbemaTV」におけるウーマンラッシュアワー村本さんの『土曜The Night』などのコアなファンが付く独自のコンテンツもそのサービスの人気を左右するものであり、新規サービスの加入者拡大につながるものであるとのこと。

新規獲得においても、ユーザー継続においても、今後は「コンテンツの質」がかなり重要なポイントとなりそうだ。

【参考】
※トレンド総研
http://www.trendsoken.com

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