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2019-07-22 15:00

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母親の約6割が夏休みの子どもの食生活に不安…親の負担増加を懸念

ウーマンNS
待ちに待った、夏休みが始まりました。
遊びの予定に胸をときめかせ、休みを満喫している子どもたちは多いことでしょう。しかしその一方で、母親たちは不安も抱えているようです。
大塚製薬株式会社が行った、小学生の母親を対象とした調査内容をご紹介します。

アイスやジュースなど冷たいものを食べる機会の増加が不安要因
大塚製薬株式会社の「カロリーメイト」は、人のカラダに必要な5大栄養素が手軽にバランス良く補給できるバランス栄養食として、このたびお子様の夏休み期間を前に、小学生の子どもを持つ母親400名を対象に、「小学生の母親に聞く 夏休みの子どもの食生活意識調査」を実施しました。
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夏休みの食生活について不安の有無を聞いてみると、60.8%が夏休みの子どもの食生活に不安を抱えているという結果になりました。
具体的に、夏休みの子どもの食生活の不安について聞いてみると、「アイスやジュースを飲食する機会や量が増える」(47.8%)、「おやつの量が増える」(35.5%)など間食についての不安や、「栄養が偏る」(30.5%)、「麺類(素麺、うどん等)だけ、などの単品料理の食事が増える」(28.8%)、「好きなものばかり食べる」(28.5%)、「野菜の量が減る」(22.8%)などの項目に多く集まりました。

8割以上が「メニューの考案」や「調理」などの負担増も不安と回答
ウーマンNS
夏休みの食事の用意について聞いてみると、83.0%もの母親が「負担が増える」と答えました。
その理由については、「毎日昼食の準備が増えるので」(東京都、30代)、「普段のお昼は自分だけなので適当に食べていたけれど、子どもの分はいつも同じものだと飽きるから」(東京都、40代)など調理や用意の手間が増えるということや、「子どもの栄養を考えると手抜きができない」(千葉県、30代)といった栄養面、「給食費と同じ金額で作りたいが難しい。給食はすごいと思う。」(東京都、30代※グループインタビュー参加者)とコスト面の負担があるようです。

また、「夏休み中は、仕事もしながら、3食を作らないといけないから大変。子どもの夏休み中に、くたくたになっているお母さんを沢山見かける。私も含めて。」(東京都、30代※グループインタビュー参加者)と回答され、学校給食がなくなることにより、お母さん達が大きな疲労や負担を抱えていることが分かりました。

子ども食事メニューの工夫は「野菜を積極的に取り入れる」や「栄養バランスを考える」が上位に
ウーマンNS
夏休みの子どもの食事で工夫する必要があると思うことは、「野菜を積極的に取り入れる」が55.0%と半数以上を集めました。次いで、「栄養バランスを考える」も42.5%と高い数字になりました。子どもに対しては、野菜や栄養を重視していることがわかります。

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また、お子様の夏における食生活において、お子様に与えたいと思う食品をお教えくださいとの質問では、約9割の母親が「栄養バランスがよい食品」(87%)を与えたいと回答しました。
次いで、「子どもが好んで食べられて、栄養バランスがよい食品」(79.5%)、「手軽で簡単に栄養補給ができる食品」(62.8%)と栄養バランスも大事だが、お子さんの好みや食べ易さも意識した回答が多くなりました。

管理栄養士・こばたてるみ先生によると、給食がない夏休みはタンパク質、ビタミン、ミネラルの摂取量が少なくなりがちだそう。通常の食事はもちろん栄養補助食品も上手に活用して、5大栄養素をバランスよく摂ることを心がけたいですね。

【参考】
※大塚製薬「カロリーメイトゼリー」
https://www.otsuka.co.jp/cmt/product/jelly/
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