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2010-04-23 19:00
その他
iPad向けデジタルマガジン製作ツールを発表へ

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」の日本国内での提案・デモンストレーション・販売活動を開始する。
オランダのWoodWing社が開発・提供している「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、既に米・TIME社が導入しており、米・TIME社の主要雑誌である「TIME MAGAZINE」をiTune Storeで購読ができるサービスを4月より開始している。
「Apple iPad」をはじめとする、様々な電子書籍リーダーを使用し、一般購読者が雑誌や新聞を購読するデジタルマガジンの市場は、今は遅れ気味ではあるが、今後は日本でも急速に拡大していくと見られている。出版・新聞ビジネスの関連企業では、購読者の拡大や、デジタルマガジンという新たな収益モデルの確立を行うため、雑誌や新聞のデジタル配信への取り組みが重要になってくるのも確かだ。しかし、こういったデジタルマガジン向けのコンテンツ制作には専用ソフトによる制作スキルが必要であることと、制作時間やコストに課題があるのが現状だ。
今回発表する「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、通常新聞や雑誌の制作に使われているAdobe社のInDesignがベースとなっているため、専用ソフト向けの特別なスキルや操作を新たに覚える必要がなく、従来の紙媒体での紙面作成と同じようにデジタルマガジンのコンテンツ制作が行える。そして完成したデジタルマガジンは、すぐさまiPadコンテンツへと展開し配信する。
「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、コンテンツの管理を行うサーバソフトウェアと「InDesign」のプラグインで構成されている。 導入方法は、サーバを各々の会社で構築する「導入型」と、設備とライセンスを月単位でレンタルする「クラウド型」の2種類を用意。また、本ツールを導入した後に、ネットワークパブリッシングや編集工程の管理、Web-CMSやTwitter、Facebookへのコンテンツ配信といった機能を兼ね備えたエンタープライズパブリッシングシステム「WoodWing Enterprise」へとシステムを拡張することも可能となっている。
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンでは、既に「Apple iPad」を含めた製品デモ環境を同社の社内に構築しており、導入を検討している企業に対する紹介やデモンストレーションを実施している。
デジタルの媒体の良いところは複数あげられると思うが、「読みたい記事がすぐわかる」ということが一番大きな利点ではないかと思われる。先でも述べたように、日本はまだ導入が遅れているが、世界的な流れとして書籍や雑誌、新聞などのデジタル化は進みつつある。今回の「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」の発表で、日本の出版業界が本腰を入れてデジタルコンテンツへ力を注いでくれたら、デジタル化を望むユーザーにとってはありがたいことになるだろう。
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
リリース
オランダのWoodWing社が開発・提供している「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、既に米・TIME社が導入しており、米・TIME社の主要雑誌である「TIME MAGAZINE」をiTune Storeで購読ができるサービスを4月より開始している。
「Apple iPad」をはじめとする、様々な電子書籍リーダーを使用し、一般購読者が雑誌や新聞を購読するデジタルマガジンの市場は、今は遅れ気味ではあるが、今後は日本でも急速に拡大していくと見られている。出版・新聞ビジネスの関連企業では、購読者の拡大や、デジタルマガジンという新たな収益モデルの確立を行うため、雑誌や新聞のデジタル配信への取り組みが重要になってくるのも確かだ。しかし、こういったデジタルマガジン向けのコンテンツ制作には専用ソフトによる制作スキルが必要であることと、制作時間やコストに課題があるのが現状だ。
今回発表する「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、通常新聞や雑誌の制作に使われているAdobe社のInDesignがベースとなっているため、専用ソフト向けの特別なスキルや操作を新たに覚える必要がなく、従来の紙媒体での紙面作成と同じようにデジタルマガジンのコンテンツ制作が行える。そして完成したデジタルマガジンは、すぐさまiPadコンテンツへと展開し配信する。
「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」は、コンテンツの管理を行うサーバソフトウェアと「InDesign」のプラグインで構成されている。 導入方法は、サーバを各々の会社で構築する「導入型」と、設備とライセンスを月単位でレンタルする「クラウド型」の2種類を用意。また、本ツールを導入した後に、ネットワークパブリッシングや編集工程の管理、Web-CMSやTwitter、Facebookへのコンテンツ配信といった機能を兼ね備えたエンタープライズパブリッシングシステム「WoodWing Enterprise」へとシステムを拡張することも可能となっている。
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンでは、既に「Apple iPad」を含めた製品デモ環境を同社の社内に構築しており、導入を検討している企業に対する紹介やデモンストレーションを実施している。
デジタルの媒体の良いところは複数あげられると思うが、「読みたい記事がすぐわかる」ということが一番大きな利点ではないかと思われる。先でも述べたように、日本はまだ導入が遅れているが、世界的な流れとして書籍や雑誌、新聞などのデジタル化は進みつつある。今回の「Apple iPad向けデジタルマガジン制作ツール」の発表で、日本の出版業界が本腰を入れてデジタルコンテンツへ力を注いでくれたら、デジタル化を望むユーザーにとってはありがたいことになるだろう。
外部リンク
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