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2010-07-04 20:00

その他

アップル、iPhone4のアンテナ問題で利用者に謝罪

iPhone4
「iPhone4」の受信障害(アンテナ)の問題で、近日、訴訟が起こされたニュースが世界中を駆け巡った。そして、アップルがどのような対応にするかに注目が集まっていたのだが、Reuters通信の記事によると、アップルは利用者に謝罪した。

そして、原因がどこにあるのか説明した。どうやら、アンテナの信号強度に関する計算式に誤りがあったようだ。さらに、今後のソフトウェアのアップデートで問題を解決するという。

iPhone 4のアンテナ問題は「電波強度表示の誤り」

Reuters通信を少し引用しよう。
アップルは、アンテナの信号強度に関する計算式に誤りがあり、2007年に発売した初代アイフォーンからこれが影響していたことを認めた。ただ、アイフォーン4の問題に関して同端末のアンテナデザインに問題があるとの指摘に対しては、直接の言及はなかった。同社は利用者に宛てた書簡で「調査の結果、受信信号の強さを示すバーの数を算出する計算式が完全に誤ったものであることが判明し、アップル社としても驚いている」とした。

計算式が完全に誤っていたので、急にバーの数が減少したように見えるという説明だと思われる。だが、これは正しい表示に訂正するということであって、それでアンテナ問題が解決したわけではないようだ。

正しい表示にするのは重要ではあるが、持ち方によって電波強度が下がるという根本的な問題はそのままのようだ。やはり、別売りケースを購入するか、持ち方に気を付ける必要がある。

ただ、2007年の初代のiPhoneからこの問題があったのに、なぜ今回だけ、これだけの大騒ぎになっているのか説明がまったくでていない。やはり、iPhone4のアンテナデザインになんらかの問題があるのではないのだろうか。

またソフトウェアのアップデートも電波強度を上げるのではなく、正しい表示にするということに言及するのみ。とても訴訟が取り消されるほどの対応とは思えない。

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